Fish and Books

魚と本を愛する人のために。

椎名誠『イスタンブールでなまず釣り』

椎名さんのエッセイには,時々釣りの場面が出てきます。

上等のカステラの底についたザラメや,マックのポテトの中でも一際小さなカリカリのように,一冊の中に見つけるとラッキーに感じる椎名さんの釣り話。

 

最近は,『雑魚釣り隊』シリーズも出ていますが,この一冊は,それ以外では珍しくタイトルから「釣り」が全面に出ています。

 

 

椎名さんのエッセイとは,中学校の入学式の直後くらいに,『わしらはあやしい探検隊』を読んで以来のお付き合い。両親のベッドに寝転がって読んでいたことをなぜか覚えています。

 

今も寝付けないときや夜目が覚めてしまったとき,Kindle Unlimitedにある椎名さんの「旅する文学館」シリーズをパラパラ読んで,どうでもいい話に入り込んでいくと,よく眠ることができます。