コズメル島 メキシコ
1月5日から12日まで,メキシコのコズメル島に行ってきました。
お伴はHuercoのXT511-5SとXT611-4S。リールは18ExistのLT2500。それにメタルマル19gを始めとするメタルジグ系のルアーをいくつか持って行きました。
フックが付いたままでも機内持ち込み問題なし。Huercoも511は機内に持ち込みました。
All Inclusiveのホテルで過ごす怠惰な1週間でしたが,ホテルの横に小さな磯があり,空いた時間にそこから竿を振りました。水深は余りないものの,潮の流れが結構ある磯場だったので511の出番はなく,611でメタルマルの19gをよく投げました。
36歳の誕生日に,2020年初フィッシュとなるオジサンを釣り,その後大きなダツが釣れました。
地元の釣り人と挨拶を交わしたり,子供達からこれを使えと大きな以下の切り身をもらったりと,よい釣りでした。
NYオフショア12回目 タラとサバ
ニューヨーク近海は大体50mほどです。潮は結構早く,乗合船では6ozや8ozの重りやジグが主流ですが,4oz(110gあれば問題なく底取りできます。私は60gの小ぶりのジグを使うことが多いです。
そんなニューヨーク,年が終わりを迎える頃にはストライプバス、ブラックフィッシュも禁漁になり,乗合船のターゲットはタラとサバになります。日本では200メートル以上の深海にいるのを狙うようですが,こちらのタラさんはニューヨーク近海,50メートル辺りまでやってきます。
餌釣りならヒラメもブラックフィッシュもタラもみんな仕掛けは同じ。胴突きの2本針。餌釣りよりアクションがあって面白いので、私はジグで試してみました。日本でもタラジギングは人気のようです。
鱈のキーパーサイズは55インチ。そこそこ当たりはありますが,キーパーサイズはそう多くは上がりません。なんとか一匹ゲット。ジグを投げていると鯖もかかってくれました。
今回はこちらのMarilynJeanⅣへ。
こぎれいな船で,7時〜3時までで65ドル。
偶然、日本人のおじいさん2人組と乗り合わせました。もう30年以上ニューヨークに住んでいて、ブルックリンでも釣り歴も長いとのこと。最近電車釣行にしたとのことで,私のHuerco達(Xt611-4S,Xt510-4C)に興味津々でした。楽しかった。
鱈はフライ,ポワレ,ブロッコリーと一緒にクリームドリアにしました。
フライは秀逸。
鯖はお寿司用にお酢で〆て,昆布を挟んで冷凍庫へ。子どもが食べるので,念のため一度冷凍します。
最後に,やはり鱈さんには,たくさんアニサキスが入ってました。
自分で釣って捌いた魚に入っていたのは初めてです。
ひょえー。
私にとっての釣りとは? NYオフショア11回目
12月の冒頭,シーズン終盤のストライプバス釣りに出かけてきました。結果は,28インチ(約72cm)以下はたくさん上がったものの,持ち帰りできるサイズは1匹もなし。お土産なしで,家路に着きました。
友人4人で出かけ,ワイワイと1日過ごし,楽しかったのだけど,思ったほどの充足感はない。どうしてでしょうか。
① お土産がない=釣りの後のお楽しみ(料理,食事)がない。
② ジグを投げては巻く釣りがワンパターン。釣れまくるので,仮説→実行→成功という楽しいプロセスがない。
理由はこんなところでしょうか。お土産があれば,何も文句はないので,私にとっては釣り=料理のための新鮮なお魚確保という目的が大きいように思います。
魚を捕まえて,殺して,食べること。
生活のために必要なわけでもないのに,このプロセスに喜びを感じ,繰り返すこと。
そこには,我々が普段の生活から消そう消そうとしているする残酷さ,獣の匂いが確実に残るけれど,それも含めて人という生き物なのだろうと思います。
この日乗った船は,BrooklynⅥ。7時〜15時で65ドル。
船は綺麗。メイトは人により愛想いい人とそうでない人がいます。
NY釣行第10回 予想外のストライプドバス
利用したのはCapitol Princess。
・ マンハッタンの国連の学校のすぐ横から出ている乗合船。ウィリアムズバーグからもアクセスよし。
・ キャビンも外も綺麗。朝とお昼もつくし,コーヒー等飲み放題。客層も良い。
・ 船代100ドル。ブルックリンの乗合船(1日約60ドル)より高い。釣り場(同じロングアイランド沖)まで時間がかかるので,実際釣りできる時間は短い。
快適な時間を取るなら悪くないです。釣りを満喫したければ,ブルックリンの乗合船の方がオススメ。
この日はあまり魚の活性が高くなく,カニを付け替え付け替え海に落としますが,あたりもない始末。キーパーサイズのブラックフィッシュは,おじさんが1匹釣っただけでした。
ポイントを変えつう変えつつ糸を垂らし舞うsが,14時過ぎ,汽笛がなり終了。がっかりしてHuerco510-4Cと18Ryoga水洗いし,次の釣行のためにリーダーを付け替えて,キャビンでウトウトしていました。
ところが,道中急に周りが騒がしくなり,何事かと顔を上げると,鳥山を見つけた船が急停止。ストライプドバスの群れが小魚を追っているところに偶然遭遇したようです。皆慌ててジグを投げ始めます。
私も慌ててHuercoを組み立て,18Ryogaをセットし(リーダーを付け替えておいてよかった!),ジグパラTGをつけ,鳥山に向かってバシャバシャやっている水面に投げ入れます。
ボトムに落として,グリグリ巻くと・・・・グーンと重みが乗り,
今年2匹目のキーパーサイズのストライパーでした。この後もう1匹乗るも,ショートでリリース。ジグパラTGのような小ぶりのジグは,ニューヨークでも非常に当たります。
美味しくいただきました。
NY釣行10回目。
パッと起きて,サッと用意して,ビシッと釣れたのが,とても嬉しい釣行でした。
NY釣行(10回)
Marilyn Jeanに1回(①ポーギー)
Sea Queenに2回(③ヒラメ,⑤ポーギー)
Cap Daveに1回(④ヒラメ)
Ocean Eagleに1回(⑨ブラック)
BrooklynⅥに2回(⑥ブルー,⑧ストライプバス)
Capitol Princessに2回(⑦,⑩ブラック)
Babylonに1回(②ヒラメ)
Tautog ブラックフィッシュ
ニューヨークの冬の釣りといえば,ブラックフィッシュことTautog。
<釣り方>
餌は生きたカニ。これをハサミで砕いてジグヘッドか胴突仕掛けにつけて放り込みます。カニはハサミを嫌がって動くので,結構残酷。虫の釣りでも同じなのですが,可愛らしい外見が残酷に見せます。
これでトウトウを誘うのですが,この釣り,結構難しい。底が荒い場所に住んでいるので,根掛かりの頻度が激しい。仕掛けを揺らすと食いが悪くなるし,放っておくと根がかります。
おなじみのサイズ制限も厳しく,16インチ以下は持って帰ることができません。
私は現在のところ2戦2敗。
<お味>
かなり美味いです。
ニューヨークの釣れる魚はどれも美味いですが,ヒラメやブラックシーバス,ストライプバスを抑えて,私の中で1位。
身は歯ごたえがって,適度な脂のノリと深い味わいがあります。
このToutogに惨敗し,大物を釣り上げる夢まで見ました。
明日は三度目の正直。大きいのを3匹つるぞ!
釣竿を2本,リールを二つ。
オフショアの釣りで愛用しているのは,Huerco XT510-4C。ベイトの4本継。
リールは,Ryogaの1016Hを使っています。
大事なものは少なければ少ないほうがいい,というのとは少し違いますが,街に出かけるようなミニマルな装備で釣りにいきたい私にとって,パックロッドは大切な存在です。
ニューヨークでの釣りには510で事足りるのですが,最近,オフショア用のスピニングロッドが欲しいなと思うことがあります。Huercoから,Xt611といういい感じのスピニングロッドが出ています。
持って来ているスピニングリール(LT2500番)をせっかくなので使いたいから。
スピニングで飛距離をもう少し出したいから。
強めの竿を買って,ストライプバスをもう少し楽に上げたいから。
単に新しい竿が欲しいから。
いくつか欲しい理由はありますが,内省してみると,一つ大きな理由は,ニューヨークで友人と釣りに行くときに,貸してあげられるタックルがあると,友人を誘いやすくなると思っているから(だと思います)。
釣りは一人で行っても楽しいのですが,長い釣行時間のものだと,友人がいたほうが楽しい。しかも,その友人も楽しめると,もっと楽しい(乗合船のレンタルタックルは,かなりゴツく使いにくい)。
人恋しい気持ちが,自分の心を新しいロッドを欲する方向に動かしていることに気がついて,少し新鮮な気持ちでした。
NYオフショア7回目
春と秋、ニューヨークの近海に回遊してくるストライプバス。
回遊が戻ってきたということで、BrooklyⅥという船に乗り、釣りに行ってきました。
この時期はカツオも回遊しているというので、おまけの楽しみもあり。
7時〜16時で、70ドル。+チップ5ドル程度。
物価の高いNYにおいて、乗合船の値段は日本とあまり変わらないか、安いくらいです。
クルー達が、魚のタモ入れから針はずし、希望すれば3枚おろしまでしてくれるので、サービスの面では日本よりもずっといいです。
一流し目で、同行者夫婦にカツオがヒット。
3人目の私には、なぜかサメでした。
カツオの群れは一瞬にして行ってしまい、がっかり。
その後はストライパーの群れを狙います。
回遊に当たると、ジグを投げるたびにヒットしますが、ニューヨークでのリリースルールは厳しく70cm以下は全て即座に海に返されます。何匹か釣りましたが、日本では立派なサイズでも、Babyと言われます。
ヒラメでも同じ経験をしていたので、キーパーは釣れないだろうなと持っていたのですが、何匹かリリースサイズをあげた後、ドラグがギリギリ出て行く当たりが。
魚はグイグイ引っ張って、船尾の方に走ります。船首寄りの席から、横で釣りをしている皆さんのロッドの下をくぐらせてもらい、私も船尾へ。そこでゆっくりとファイトをし、釣り上げることができました。
丸々とした82cmのストライパー。立派なキーパーでした。